この記事では、わたしが「会社に依存しない生き方・働き方」を推奨する理由、そのメリットやデメリット、気をつけるべきポイント、そして実践するためのアクションプランまでをまとめました。
会社に依存しない生き方・働き方とは
まず、この記事でいう「会社に依存しない生き方・働き方」の定義について説明します。
- 会社に所属しながらも、外の世界に目を向け、会社外での経験やスキルを磨いて自分の市場価値を高めること
- もし社内での異動や転職が必要になった場合にも柔軟に対応でき、フリーランスとなった場合にも収入を生み出せる力を身につけ、「どこでも生きていける」と自信を持てるようになること
そのような生き方・働き方を指します。
伝えたいことは、積極的に転職やフリーランスを目指そうということではなく、会社員としてのメリットを享受しつつも、自分の資産(スキルや経験)を意識した生き方・働き方を追求しようということです。
会社に「依存しない」というよりも、「染まりきらない」働き方を目指すイメージです。
会社に依存しない生き方・働き方を目指すメリット
自己資産(スキルや経験)に意識が向き、選択肢が広がる
会社に依存しない生き方を選ぶことで、自分のスキルや経験を「資産」として捉える意識が高まります。
今の会社の外に出たときにどれくらい稼ぎを生み出せるのか、評価されるのか(市場価値)などについて考えることで、今の仕事だけでなく、ほかの企業や業界でも通用するスキルを身につけようとする意識が芽生えてくるでしょう。
自分自身を「資産」として捉えることで、より価値を高めるためには何をすべきか、どこに時間を使うべきかなど戦略的に考えるようになると思います。
結果として、キャリアの幅や選択肢が広がっていくでしょう。
どのような状況でも生きていけると思えるようになる
会社が傾いたり人間関係のトラブルから転職が必要になった場合などでも、そもそも会社に依存していなければ冷静に対処できます。
「自分には選択肢がある」「不測の事態にも対応できる」と感じられるようになることで、会社とも対等な立場で接することができ、今の仕事にも余裕を持って臨めるでしょう。
会社で感じるストレスが減る
出世や管理職を目指さない選択をすることで、社内の人間関係や昇進競争のストレスから解放され、より穏やかな働き方が可能になります。
人によっては、出世や人間関係のための会社の飲み会から解放されるのもメリットでしょう。
会社に依存しない生き方・働き方を目指すデメリット
社内での収入アップが難しくなる
管理職を目指さない場合、社内での昇給の機会が限られる場合があります。
特定の分野でスペシャリストを目指すことで収入アップを図るのが理想ですが、その道が会社にない場合、社内での収入の増加が見込めない可能性があります。
周囲からの理解を得にくいことがある
明確に「会社に依存しない」という姿勢を見せると、周囲から理解されず、煙たがられることがあります。
特に伝統的な企業文化を持つ会社では注意が必要です。
会社に依存しない生き方・働き方は、自分の心の中だけに留めて目指すようにしましょう。
わたしが会社に依存しない生き方・働き方を推奨する理由
人生の選択肢が増えることで幸せを実感できるため
会社に依存しない働き方を目指して行動していくことで、より自由で柔軟なライフスタイルを実現することができます。
わたしはこの選択肢がある状態こそが、幸せを感じられる状態だと思っています。
変化へのリスク許容度を高められるため
急速に変化する社会において、会社に依存しない生き方を選ぶことで、どのような状況にも適応できる柔軟性とサバイバル力を養うことができます。
「会社脳」から「仕事脳」に意識を切り替えられるため
仕事に対する意識も「会社脳」から「仕事脳」へ切り替わっていくでしょう。
「会社脳」は、会社の仕事をただの役割として他人事のように捉える姿勢です。
「仕事脳」は、自分のスキルやキャリアを成長させる手段として、仕事を自分事として考える姿勢です。
この意識転換により、会社の仕事を通じて自分にとって何が得られるかを考え、自分の成長や市場価値向上のために取り組むようになります。
結果的に、自分の意志で異動や転職といった選択肢も視野に入るようになり、自分に最適なキャリアを追求できるようになるでしょう。
会社に依存しない生き方・働き方をするうえでの注意点
露骨に姿勢を示さない
あまりにも露骨に「会社に依存しない」姿勢を示すと、周囲の反感を買うことがあります。
自分の考えを明確に持っていたとしても、会社ではその姿勢を露骨に示さないように注意しましょう。
会社から求められる最低限の仕事はやろう
会社に依存しない生き方を選んでも、会社から求められる最低限の業務はきちんとこなすことが重要です。
会社に依存しない人と思われていても、しっかりと仕事を完遂することで、社内でもプロフェッショナルとしての信頼を得ることができるでしょう。
一緒に働く仲間に迷惑をかけないようにする
同僚やチームに迷惑をかけないよう、自分の役割をしっかりと果たすことが求められます。
協力的な態度を保ち、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献することは必要なことです。
会社に依存しない生き方・働き方をするためのアクションプラン
異動や転職を視野に入れる
キャリアの選択肢を広げるためには、必要に応じて会社内での異動や転職を検討しましょう。
新たな経験やスキルを身につけることで、市場価値を高めたり、収入を生み出す力を磨くことができます。
副業を始める
副業を始めることで、会社外での収入源を確保し、自分のスキルを広げるチャンスを得ることができます。
会社に依存しない生き方・働き方を目指す場合は、副業・複業に取り組むことは必須になるでしょう。
まとめ
会社に依存しない生き方・働き方を実践することで、より自由で柔軟なキャリアを築くことができます。
自分のスキルや経験を活かし、どのような状況でも対応できる力を身につけましょう(サバイブしましょう)。